BPOを導入するメリット
BPOのメリット・デメリット
BPO導入にあたり絶対に押さえておきたいポイント9選です。
-
メリットMerit
-
コスト削減
BPOの導入によってコスト削減が期待できます。ノンコア業務に必要な人件費や採用コスト、賞与や保険料、残業代などが不要となるためです。人件費だけでなく、関連設備やシステムの運用・管理費なども軽減できます。
-
リソース集中
BPOの活用に伴い、自社のリソースをコア業務に集中可能となります。課題である人材不足も、ノンコア業務を担当していた人材をコア業務に転換させることで、人材を集中させられます。
-
雇用リスクの低減
BPO化することにより、従業員が休職したり突然辞めてしまうなど退職リスクが無くなります。雇用や従業員の教育を考えなくて済むことで、担当者の負担が解消され、同時に組織のスリム化も図れるようになります。
-
業務品質向上
専門的なBPO事業者に業務を委ねることで、自社での対応よりも品質の向上が期待できます。品質を揃えるためのルールやマニュアル作りは必須ですが、そういったプロセスを経ることで、結果としてより高品質な業務が提供できます。
-
安定したサービス運用
担当者のスキルに依存せずに、複数人のチームで対応するため、安定したサービス運用が可能です。一般的にBPOでは作業マニュアルを共有しており、アサインした人間が誰でも作業できるような体制になっていることが多いです。
-
デメリットDemerit
-
委託コスト
当然ながら、BPOを導入する際には外部事業者へ支払う委託コストが発生します。このため、委託費用と期待されるコスト削減額をよく分析し、コスト高とならないよう留意することがポイントとなります。
-
業務ノウハウ消失
BPOによって、委託する業務を外部に委ねるため、自社内での業務ノウハウが消失します。このため、万一委託先が不出来で自社に業務を回帰させたい場合に急な対応ができないリスクが発生します。
-
セキュリティ対策
業務内容や情報をどこまで共有するかは契約時にしっかりと取り決めなくてはいけません。その上で、BPO企業には厳格なセキュリティ対策が求められていますが、個人情報の流出事件などが度々問題になっています。
-
導入ハードル
年間契約などの中長期契約が多いため、導入コストとしてそれなりの費用が発生します。担当者が決裁権を持っていれば導入は容易ですが、そうでない場合に社内で稟議を通すハードルが高いことがあります。
当ページでは先行き不透明な社会・経済環境下、企業が自社業務改革の手法として活用するBPOの概要とメリット・デメリットについて解説しました。
自社業務の効率化を目指す企業は、是非BPOの導入へ向けてご活用ください!